4通目:そもそもなんのための「結婚」なんでしょう(yuzuka→トイアンナ) (2/4ページ)
それは、トイアンナさんとの文通を通して、本当にこの「不倫問題」の根本である基本的な疑問が、解消できなくなったからです。「結婚って、なんのためにするんだろう」そして、「不倫って一体なんだろう」という部分です。3通目のお手紙を読んで確信しました。きっとそこが、トイアンナさんの考えと、かなり食い違っているんですよね。なので、ちょっとそこを掘り下げて書いてみようと思います。
あ、トイアンナさんが「死刑」と判断されたクソ客については、私も同意見です。
何故特定の人と結婚するの?さて、ポリアモリー(=合意の上で複数の人と性愛関係になる概念)という思想についてのお話の中で、トイアンナさんからこのようなお言葉を頂きました。
「一生に1人、愛した相手とだけセックスするのが正義」と広まりすぎて、窮屈な世の中になりすぎている気がします。
確かに、そうですよね。ポリアモリーの思想を持つ方からしたら、それって物凄く窮屈で不自由で、偏見に満ちた考え方なのかもしれません。実際、世界に目を向けると「三人婚」なんて結婚制度も、公的に認められています。モノガミー(1対1の関係を望む思想)が絶対的に正しく、ポリアモリーの複数人に対する感情は愛とは認めない! なんてこと、勿論、私にも言い切ることができません。それぞれの愛の形がある。素直にそう思います。
だけど、もしそうだとしたら、どうして結婚するのでしょうか?
複数恋愛、大いに結構だと思います。因みに私もどちらかというと「ポリアモリスト」の思考に近く、複数人を同時に、同じだけ愛することができます。1人の人しか愛せないなんて、ある意味特殊な性癖だとすら、思っています。それでも私は、「公認不倫をしよう」なんて考えには、至りません。
それは、なぜか。相手を傷つけるからです。「私はポリアモリストだから、複数人と関係を持ちたいの。だけどみんなを平等に愛しているのよ。不倫させてね」なんてこと、モノガミー思考の夫に打ち明けたら。きっとショックで寝込んでしまうかもしれません。
「1人の人を一途に思い、家族になる」私にとっての結婚は、そういうものです。