ドイツのスーパーマーケットが人種差別に対するパフォーマンスを展開。その結果店内の棚はほぼ空に。
自給自足で全てが成り立つならそれでいい。だがほとんどの食品は輸入によって賄われており、日本の場合、食料自給率は38%(平成28年度)となっている。
それはドイツでも同様だ。ハンブルグにあるスーパーマーケットでは、独特の商品のディスプレイを行うことにより、昨今世界中で取りざたされている人種差別問題について訴えているようだ。
その独特のディスプレイとは「ドイツ産のもの以外陳列しない」というもので、これにより、店内の棚はほぼ空となってしまった。
一見するとスーパー側が商品の補充を忘れてしまったのかと思ってしまうが、そうではない。そこには多様性への強烈なメッセージが込められているのだ。
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・スーパーの棚に何が起きたのか?
エデカはドイツ最大手スーパーマーケットだ。ハンブルグには本部もあるという。しかしどうだろう。店内に一歩足を踏み入れると、がらんとした棚の多さにどうしても目が行ってしまう。
これはエデカの演出だ。人種差別や世界の多様性についての議論を促しているのである。
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外国産の商品を置かず、ドイツでできた物だけを販売するとなると、店はこんなにも寂しげな雰囲気になる。
「エデカはお客様のニーズに応え、品ぞろえの豊富さが自慢です。国内各地の食品にくわえ、外国産の商品も取り揃えることでご満足いただける品物の多様性を生み出しております。」とエデカの広報はコメントしている。
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我々が気付いていないだけで、我々の生活は他国のおかげもあり彩りあるものとなっていることがこの試みにより伝わってきた。
国内外の商品があるからこそ、スーパーマーケットはあんなにもカラフルでたくさんの品物に満ちているのだ。
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飲み物売り場はある程度何とかなっているようだが、他の食品売り場は空っぽの棚が目立つ。
スイス産のチーズ、ギリシャ産のオリーブ、外国産の物はどれも棚にはない。
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サラダバーはほぼ空っぽである。
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少々過激かもしれないエデカの演出は海外のメディアでも報じられ、幅広く支持を受けているようだ。
人はひとりでは生きていけない。グローバル化が進んだ現代、その国はその国だけでは生きていけなくなってきているのだ。
食は特に人の営みを支えるのに必要不可欠なものである。その根底の部分で他国に頼っているという現状を認識することで、国家間での論争や闘争をもう少し減らすことはできないのかどうか、考える機会を与えてくれるパフォーマンスである。
via: Bored Panda/Distractify/などtranslated by kokarimushi / edited by parumo