突然元夫のローン督促が!離婚にまつわる不動産トラブルが怖い (2/2ページ)
たとえば、夫が主債務者として住宅ローンを組み、妻が連帯保証人になった場合、夫の返済が滞れば、連帯保証人である妻に返済の義務が生じる。夫婦の収入を合算して住宅ローンを組む場合、夫が主債務者となり、妻が連帯保証人になるというケースがほとんど。
こういった形で住宅ローンを組んだ後に離婚した場合、連帯保証人であることは変わらない。離婚するときに家の名義を夫に財産分与して自分の名義を外したら、住宅ローンの連帯保証も自動的に外れる、ということはない。「離婚したのに連帯保証が外れないなんて納得できない!」という相談は多いという。
連帯保証が解除されるのは、住宅ローンが完済されたとき。では、なぜ当事者は連帯保証人になっていたことに対する自覚がないのか。これは自覚がないというより、忘れてしまっていることの方が多い。マイホームを買おうというときに、まさか自分が将来離婚するなど考えていない。希望や高揚感から、そんなリスクなど考えもせずに、言われるがままに印鑑をついてしまうのだ。
離婚は精神的負担が大きい上に、金銭問題も降りかかる。離婚をして前向きに再スタートをするというときに、元夫がローンを返せなくなったために返済督促がある日突然届く、なんてこともあるのだ。
「知らない」がために、損をしてしまう。そんなことになる前に、財産分与の方法や住宅ローンのことなどを知っておくことが大切なのだろう。
(新刊JP編集部)