日本との意外な共通点とは?特別展「デンマーク王室と日本」に見る両国の深い関係 (2/4ページ)

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1867年、日本とデンマークのあいだで締結された条約と、1870年に明治天皇がクリスチャン9世に宛てた親書。ここに、日本とデンマークの交流がはじまります。

しかし、デンマーク王はそれ以前から東方の異国・日本への関心を抱いていました。芸術と文化に情熱を傾けたルネッサンス期の王・クリスチャン4世は、17世紀はじめに日本との接触を図りますが、なにしろ当時の日本は鎖国の時代。

クリスチャン4世の試みは失敗に終わりますが、彼はオランダ商人を通じて漆塗りや陶磁器といった日本の品々を手に入れました。

蒔絵の飾り棚は、当時のヨーロッパ向けに金箔を施した木製の脚が取り付けられています。

1867年、日本とデンマークのあいだに修好条約が結ばれると、日本の皇室とデンマーク王室の交流がはじまります。日本の外交使節団や小松宮彰仁親王ご夫妻らがデンマークを訪問したり、両国のあいだで、工芸品をはじめとする贈答品が交換されたりするようになりました。

19世紀のヨーロッパで特に好まれた日本の品は、絹の刺繍が施された屏風でした。絹の刺繍が施された着物もまた人気があったといいます。

20世紀になると、ヴァルデマ王太子殿下の訪日をはじめ、文化交流の増加や交通機関の発達も手伝って、互いの国への公式訪問が増加します。

それにともなって、デンマーク王室の日本コレクションは、日本からの贈答品だけでなく、王室メンバーが自ら日本で購入された品々も加わり、さらに充実したものとなりました。

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