【医療的ケア児】対象となる疾患と親が抱える深刻な問題とは? (3/6ページ)
低酸素性虚血性脳症、脳室周囲白質軟化症、脳性麻痺
出産前後に酸素が脳に届かない状況になったことで脳の機能が低下し、運動機能や知能の発達が遅れるとともに、痰を自分で出すなどの基本的な体の仕組みが未熟な場合があります。
喉頭気管軟化症、気管支狭窄症、舌や喉の運動麻痺、声帯麻痺
呼吸が不安定で、気管に穴をあけて首の正面に管(カニューレ)を入れる気管切開が必要になることがあります。
誤嚥性肺炎、胃食道逆流症
口から食事を摂ると吐き戻して肺に入ることがあります。
肺炎を繰り返す場合は、鼻から胃にチューブを通して栄養剤を注入したり、お腹の壁に穴をあけて胃に達するチューブを通し、栄養剤を注入する「胃ろう」が必要になる場合があります。
神経筋疾患、難治性てんかん
脳の機能の発達が遅れ、呼吸・食事・排泄の機能が未熟です。
先天性心疾患、肺高血圧症
血液中の酸素濃度を定期的に測定したり、酸素投与を行う必要がある場合があります。
先天性代謝異常疾患
栄養素や有害物質を体内で処理・処分する機能がうまく働かず、体や精神の発達が遅れ、呼吸・食事・排泄の機能が未熟です。
染色体異常、遺伝子疾患
体の設計図にあたる遺伝子や染色体に異常があると、様々な機能に障害が出る場合があります。