【医療的ケア児】対象となる疾患と親が抱える深刻な問題とは? (4/6ページ)
医療的ケアの事例について

人工呼吸器、在宅酸素療法
自分で呼吸をするための脳の機能が未発達な場合や、高濃度の酸素投与を必要とする場合に行われます。
気管切開
痰を自分で出す機能が低く窒息の危険があったり、気管の構造が弱く、激しく泣くことなどで気道がふさがってしまう恐れがあります。
その場合は、首の正面に穴を開け、そこにプラスチックチューブを通しておくことで空気の通り道を確保します。定期的に痰を吸い取る処置が必要になります。
経鼻栄養、胃ろう
口から食べて飲み込む機能が未熟だったり、吐き戻した食べ物が肺に入ってしまう場合には、鼻から胃にチューブを通して泥状の食べ物を送り込みます。
長期に渡りそうな場合は、お腹の壁に穴をあけ、胃に通じるチューブを置いておく「胃ろう」を行います。
導尿
尿を出す神経や膀胱の機能が未熟な場合、放っておくと膀胱に尿が溜まりっぱなしになり、膀胱や腎臓に感染症や機能低下を起こすことがあります。
その為、定期的に尿道に管を入れて尿を出す必要があります。