民進代表選 前原vs枝野どっちが勝っても党消滅へ (2/2ページ)

週刊実話


 「水と油の両陣営がこれまで一緒にやってこられたのは、ぶっちゃけ民進党に所属すれば当選確率が高いから。さらに言えば、あわよくば政権奪取の暁には、大臣ポストも夢ではないというニンジンがあったからです。それが民主党の失敗で国民が失望し、今となっては小池百合子都知事も現れ政治情勢が大きく変わった。民進党にいる意味がなくなったからですよ」

 となれば、今後の民進党の行く末はどう展開するのか。実際、代表選でどちらが勝っても党が完全に割れる可能性が強くなっているといい、その具体的な動きまで出ている。
 「前原氏については、フジテレビの報道番組や、政治ジャーナリスト・細川珠生氏のラジオ日本でのインタビューで、政策理念が共有できれば小池都知事との連携の可能性を示唆し、波紋が広がっている。党内融和を尊重しつつ憲法草案も提起したいのが本音でしょう」(夕刊紙記者)

 これに対し枝野氏は、通信社のインタビューなどで安倍首相が進める憲法改正について「自衛隊を明記したら立憲主義の破壊という、わが党の綱領に照らしても絶対に許されないことを追認することになる。断固として戦う」と強い口調で否定。さらには、小池氏との連携についても次のように完全否定している。
 「小池氏は自民党議員時代、特定秘密保護法などで賛成し立場が違う。小池氏には、安保法制は間違いでした、特定秘密保護法は間違いでした、アベノミクスは間違いでした、と言ってもらわないと前提が整わない」

 その小池氏の側近で政治団体『日本ファーストの会』を設立した若狭勝衆院議員は8月11日、細野氏と東京・紀尾井町の中国料理店で会食し、注目を浴びた。
 前原氏周辺関係者はこう言う。
 「2人は会食後、新党結成も視野に入れた連携について、継続的に協議することで一致していることから、細野氏が小池新党に入るのは時間の問題でしょう。一方の前原氏も、代表選で勝てばこの小池新党との連立政権樹立へ向けて動き、負けたとしても離党して小池新党に入る。つまり、その時は、100人超の国会議員が大挙して離党し、小池新党に流れる可能性が強いのです」

 これを受けるか否かは、もちろん小池氏の判断によるが、いずれにせよ、こうした民進党分断、解党の流れは止められないところまで来ているという。
 「代表選は、そもそも党の存在を国民にアピールする好機なのですが、すべてがマイナスのイメージになっている。前原氏、枝野氏、どっちが勝ったとしても、結果を受けて“じゃあ結束して頑張りましょう”とはならない。非自民としての受け皿を取り逃がしてしまったいま、それぞれがどこかへ寄り添うか、吸収されるしかない」(前出・民進党関係者)

 消滅を告げる代表選となるのか…。
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