さまざまな準備が必要な就職活動ですが、始めたばかりの人は、どこから手をつけてよいのかわからないという人もいるのではないでしょうか？ エントリーシートの記入から面接まで、特に選考のどの段階に力を入れて準備する必要があるのでしょうか。そこで、今回は先輩社会人のみなさんに、一番事前準備が必要だったのはどの選考段階か聞いてみました。

■就活で一番、事前準備が必要だと思う選考はどれですか？

第1位「エントリーシート」164人（68.1％）
第2位「1次・2次面接」33人（13.7％）
第3位「最終面接」17人（7.1％）
第4位「筆記試験」10人（4.2％）
第5位「グループディスカッション」9人（3.7％）

●第1位「エントリーシート」

・最初の段階で有益なことを書かかないとそこで終わってしまうから（男性／29歳／その他）
・まずそこを突破しないと、内面や知識を見てもらえないから（男性／26歳／団体・公益法人・官公庁）
・一番倍率が高いから（女性／24歳／金属・鉄鋼・化学）
・最後まで必要だから（女性／24歳／学校・教育関連）

●第2位「1次・2次面接」

・行き当たりばったりでは対応できないから（女性／28歳／その他）
・面接は絶対に緊張するから（男性／30歳／医療・福祉）
・面接練習はやるほど上達していく（女性／23歳／ホテル・旅行・アミューズメント）
・緊張すると話すべき内容が飛んでしまったりするから（男性／27歳／運輸・倉庫）

●第3位「最終面接」

・そこが一番重要視されているから（男性／26歳／団体・公益法人・官公庁）
・最終面接でボロが出るから（女性／25歳／生保・損保）
・最終面談ですべてが決まるので（男性／28歳／情報・IT）
・就職が決まる面接だから（男性／32歳／団体・公益法人・官公庁）

●その他

・筆記試験。それが突破できないと次のステージに立てないから（男性／34歳／運輸・倉庫）
・筆記試験。まず筆記に受からないと面接に進めないから（女性／25歳／金融・証券）
・グループディスカッション。うまく話し合いに加われないとなにもできずに終わる（男性／34歳／金属・鉄鋼・化学）
・グループディスカッション。なかなか練習ができないから（男性／31歳／学校・教育関連）

7割近くの人が、エントリーシートが一番準備が必要だと回答していました。エントリーシートがもっとも競争率が高いうえ、通過しなければ次に進むことすらできませんよね。

いかがでしたか？ 就活は売り手市場になってきましたが、やはり第一希望の会社から内定を得るのは難しいものです。先輩たちの意見を参考にしっかりと事前準備を行って、万全の体制で臨みましょう！

文・学生の窓口編集部

マイナビ学生の窓口調べ
調査期間：2017年7月
調査人数：就活を経験した5年目までの社会人男女241人