なぜ消えた!? ビールの「水着キャンペーンガール」たち (2/2ページ)
2003年から2005年にかけ、大手ビール会社は水着着用のキャンペーンガールを次々と敬遠するようになったのです。
男性だけではなく、女性にもユーザーが広がったことで商品が多様化し、個性の違う商品をPRするのに一括りの水着ポスターでは合わなくなった…。各メーカーが説明するこうした理由もごもっともでしょうが、一方でパッと見て分かりやすい性差別だったため、女性の批判をかわすという意味合いもあったのかもしれません。
男性のタレントが起用されるようになったのもちょうどそのころからです。でも、わたしのような50歳過ぎのさえないオッサンとしては、イチローや永ちゃん、福山雅治など、いい男の顔を見ながらビールを飲んでもちっともおいしくないんですよ。やはりわたしはストレートに健康的な水着美女でいいと思います。
大手ビール会社がやらないなら、全国の地ビール会社はチャンスです! “ゆるキャラ”のように個性豊かなキャンペーンガールをたて、オンリーワンの味をアピールするのです。断然応援しちゃいますよ!
(写真・文/おおこしたかのぶ)