「米朝情勢」超絶エスカレートの行く末 (2/2ページ)
一方のトランプ氏も、白人至上主義者デモの問題で支持率が壊滅的に低下しており、対外的に“強いリーダー”を演じる必要がある。両者ともに“炎上芸”を続けなければならない理由があるんですよ」(前出の外信部記者)
だが、この状況に密かにほくそ笑む存在がある。ロシアのプーチン大統領だ。
「軍拡を進める北朝鮮に対して、ロシアは石油、ディーゼル燃料の輸出を活発化させており、金額は今年の上半期で昨年の倍となる240万ドル(約2億6000万円)に。これは帳簿上の数字なので、実態はさらに多いともいわれます。この膠着状態が続くほど儲かるロシアは、経済制裁にも米国の顔を立てて賛成する一方で、本来は禁輸の項目に入るはずだった“石油製品”を削除させ、北朝鮮に石油と“恩”を売ることで、巧みに自国の利益を確保しているんですよ」(前出の防衛省関係者)
さすが、海千山千のプーチン氏。“芸歴”のまだ浅い米朝の指導者は、いがみ合っている限り甘い汁を吸われ続けるだけのようだ。