デムーロ&柴田善臣「暴力騎乗」事件(1)肘打ちで過怠金10万円は甘い (2/2ページ)

アサ芸プラス

そのためか、当日の5RでデムーロがJRA通算700勝を達成したんですけど、盛り上がりに欠けていた。たくさんのジョッキーが集まって祝福してもおかしくないのに、表彰式のプラカード持ちは新人の川又賢治(19)と3年目の加藤祥太(20)。記者席からは『辞退者が続出したんじゃない?』なんて声が漏れていましたね(苦笑)」

 ただ、デムーロの胸中を思いやり、こう話すサークル関係者もいる。

「あの馬はクセのある馬で、馬体重の変動も激しい。それまでの6戦は全て差し・追い込みの競馬。あの時が初めての逃げで、これまでとは違う一面を引き出したい陣営の思惑だったり、馬主が社台系のキャロットファームだけに腕の見せどころだった。ところが、デムーロはローカルの小回りが久しぶりのうえ、藤懸貴志(24)の2番サンライズチャージ(2番人気)も好スタートを切った。そんな時に川田に切り込まれ、負けん気の強いデムーロのことだから、つい、カッとなったんじゃないかな」

 そもそも川田の斜行が発端という見立てだが、とはいえ、暴力騎乗が許されるわけではない。民放局記者が話す。

「その後、デムーロが川田に謝罪したという話は聞いていないけど、二人のエージェントは同じ人物で、彼が上手に収めたようです。その結果なのか、あの日以降、デムーロはクレバーな騎乗に徹しています。8月20日の北九州記念では、1番人気馬に騎乗しながら直線で前が塞がっても無理にこじあけずに流れに任せていた。でも、検量室に戻ってくると『(空けば)勝ってた、勝ってた!』と叫びながら『周りがフラフラしてて』と言い訳していました(笑)」

「デムーロ&柴田善臣「暴力騎乗」事件(1)肘打ちで過怠金10万円は甘い」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2017年 9/7号M・デムーロ川田将雅柴田善臣競馬スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る