衆院トリプル補選 安倍首相の背筋を凍らせる田中真紀子出馬 (1/2ページ)

週刊実話

 トリプル補選での復活があるのか――。8月18日に長島忠美衆院議員が死去したことにともない、愛媛3区、青森4区と同時に10月22日投開票で新潟5区補選が行われるが、これに田中真紀子元外相が本気で出馬するのではないかとの情報が駆け巡り、安倍自民党に緊張が走っているという。

 森友学園や加計学園を巡る疑惑、閣僚の失言、自民党議員のスキャンダルなどが相次ぎ、一時は支持率が危険水域まで降下し内閣改造に追い込まれた安倍内閣。中でも今も引きずる加計学園問題で、前川喜平前文科事務次官の「官邸最高レベルの指示や総理のご意向の文言が内閣府の担当者から文科省に出され、それを文字化した文書は存在する」との爆弾発言は、政権を揺るがすに十分な材料となった。
 「その前川発言が注目を受けたのと同時期、各メディアにマスコミ嫌いで有名な真紀子氏サイドから接触があり、“加計問題は安倍首相が元凶”とのコメントを方々に放ち続けていた。そこで“政治家は引退か?”と質問されると『私の最大の関心事は政治、それがDNA』と言う思わせぶりな発言を繰り返した。そんな矢先、かつて真紀子氏を破った長島氏が急逝したことから、出馬説が飛び交ったのです」(全国紙政治部記者)

 真紀子氏と言えば、今も歴代首相で断トツの人気を誇る田中角栄元首相の長女。1993年の衆院選で初当選し、1年生議員で科学技術庁長官を務めるなど、政界デビュー時から大きな注目を受けた。
 「真紀子氏はそのとき49歳で、38歳の安倍首相は同期。安倍首相の祖父である岸信介元首相の後継、福田赳夫元首相は、角栄氏と首相の座を巡り争った。2人は世代を越えてもこの“角福戦争”に因縁を持つライバル関係にあったのです」(同)

 安倍首相は2000年の森内閣、翌年の小泉内閣で官房副長官に抜擢され、'02年には小泉首相の訪朝に同行し拉致被害者奪還で功績をあげて一躍脚光を浴びた。その後も自民党幹事長、内閣官房長官に就任。'06年に総裁選へ出馬し、52歳の若さで首相の座を射留める。
 一方、真紀子氏も科技庁長官後は小泉内閣で外相に就任。両人とも競い合うように出世街道を超特急で駆け上がった。

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