水運交易で栄えたスイスの美しい古都シャフハウゼンへ行ってみよう! (2/3ページ)
美しく活気あふれるシャフハウゼンに悲しい過去もあります。第二次世界大戦中に、アメリカの爆撃を受けてしまうのです。永世中立国であるスイスがなぜ、と思う方も多いかもしれません。
爆撃の理由はアメリカ軍の過失によるものでしたが、それを招いたのはこの周辺一帯の複雑な国境線にあります。アメリカ軍はこの町をドイツ領だと思い込み、爆撃してしまったのです。
シャフハウゼンで他にもぜひ訪れたいのが、ブドウ畑の上にそびえ立つムノート要塞です。
16世紀に建てられたと言われている要塞では、今でも時折イベントなどが開催されます。
ブドウ畑があるとだけあり、要塞へと続く階段では強烈な日差しが照りつけます。
暑さもあってか短い階段がまるで永遠と続くかのように感じられます。しかしこの階段を登った先の風景は、その辛さを忘れさせてくれるほどに美しいのです。
この町特産のワインもぜひ味わいたいものですね。