薄毛治療でEDになる?AGA治療薬にまつわる噂のウソ・ホント (3/5ページ)
デュタステリド
2016年に承認された薬としてデュタステリドがあります。
フィナステリドと同じくテストステロンが活性を持つのを邪魔する薬ですが、作用が少し違い、頭頂部だけでなく前頭部の発毛効果もあると宣伝されています。
巷の噂 その1:AGA治療薬でEDになる?

ミノキシジル
ミノキシジルの塗り薬には性機能に関係する副作用はないと考えられますが、飲み薬には性欲減退・勃起不全が報告されているようです。
フィナステリド
日本国内の臨床試験で、一年間のフィナステリド内服を続けた患者さんで、2.9%に勃起不全・射精障害・精液量減少など性機能障害がありましたが、プラセボ(フィナステリドを含まない偽の薬)を飲んだ人との差が認められなかったとされています。
デュタステリド
性欲減少(5%程度)、勃起不全(4%程度)、射精障害(4%程度)などが報告されています。(参考)
検討すべき課題
こういった性機能障害は、薬の作用機序から考えると可逆的(薬をやめれば元に戻る)と考えられますが、どの程度の期間で回復するかは検討されていません。