黄金の「昭和テレビ時代劇」主役をオール直撃!(5)栗塚旭<「新選組血風録」土方歳三> (1/2ページ)

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黄金の「昭和テレビ時代劇」主役をオール直撃!(5)栗塚旭<「新選組血風録」土方歳三>

 ここ数年、時代劇ファンの間で再評価されているのが栗塚旭(80)だ。代表作の「新選組血風録」や「燃えよ剣」がCS放送され、当時を知らない若い世代にも人気が拡散している。

──クリヅカアサヒという時代劇スターらしい響きが、21世紀になって再びクローズアップされているのはいかがですか?

栗塚 同世代の方々から「時代劇専門チャンネルで観たよ」と言われるのは、うれしいことです。ただ私は今も現役の役者ですので、新たな代表作が欲しいとはいつも思っていますよ。

──感服いたします。さて、59年にテレビデビューし、以来、時代劇ドラマの出演が続きました。

栗塚 もう、その時代は映画が斜陽で、どこの映画館もガラガラ。それと逆にテレビがどんどん普及していって、役者にとっては千載一遇のチャンスでした。

──いくつかのドラマで注目され、そして「新選組血風録」(65年、NET系)では、主演の土方歳三役に抜擢されました。

栗塚 これも偶然というか、最初は「素浪人月影兵庫」(NET系)などで人気だった品川隆二さんだったんです。ところが、品川さんが忙しすぎて、僕が代わりにということになった。

──テレビ・映画合わせて5回も演じることになった当たり役・土方歳三との出会いですね。

栗塚 土方が京都に出てきたのが28歳の時。僕も28歳で、大きな夢をかなえるという部分では共通していたんじゃないかと。

──番組の反響はいかがでしたか?

栗塚 NHKからも問い合わせがあったそうですね。何でこんなすごいものが作れるんだと。ただ、番組の予算は少なく、1本当たり200万円でした。

──半世紀前の貨幣価値ではどうなんでしょう。

栗塚 いやいや、同じ時期に「銭形平次」(フジテレビ系)が始まって、あちらは大川橋蔵さんのギャラだけで1本200万円。僕は主演でも1本が2万円だから、百分の一だった(笑)。

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