【インフルエンザ速報 2017-2018】感染状況と流行するウイルスの型とは?

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2017年9月5日、都内の小学校で今シーズン初となる、インフルエンザによる学級閉鎖のニュースがありました。



毎年猛威を振るうインフルエンザですが、2017-2018年の冬は、何型のインフルエンザウイルスの流行が予想されているのでしょうか?



最新のインフルエンザ情報や、予防接種を受ける時期などについて、医師に詳しく解説をしていただきました。






2017-2018年 最新インフルエンザ情報

学級閉鎖



東京都の小学校で学級閉鎖

2017年9月5日、大田区の小学校でインフルエンザによる学級閉鎖の報告がありました。



閉鎖期間は9月6日~7日の2日間で、9月5日時点で、3年生の1クラス23人中8人が欠席し、中にはインフルエンザと診断された生徒もいたとのことです。



インフルエンザでの学級閉鎖は今年初で、教育庁も注意を呼びかけております。(参考)



秋のインフルエンザにも要注意

インフルエンザは感染力が強く、集団生活の小児では流行しやすい病気です。一人でも患者がいればそこから感染が拡大することになります。



学級閉鎖するかどうかは医師ではなく学校校長が決め、何人以上で閉鎖するなど基準があるわけではありません。



今回の学級閉鎖で具体的に何人のインフルエンザ確定患者がいたかは不明で、どの程度の流行があるのかは分かりません。



この時期はまだ暑く、インフルエンザへの備えとしてマスク・手洗い・うがいを励行する習慣がおざなりになっている可能性があるのですが、夏の疲れのために体力が落ちている場合も多く、一度流行し始めると早く蔓延すると言えるかもしれません。






2017-2018年 流行が予想されるインフルエンザウイルス

インフルエンザウイルス



インフルエンザワクチンは、他の地域での流行状況やここ数年での傾向を踏まえて、今年はどのような型のウイルスが流行するかを厚生労働省や国立感染症研究所が予想し、毎年微妙に異なるものを製造しています。



今年は以下のような株の流行が予想されています。



2017-2018年冬 インフルエンザワクチン株

■ A/Singapore(シンガポール)/GP1908/2015(IVR-180)(H1N1)pdm09


■ A/Hong Kong(香港) /4801/2014(X-263)(H3N2)


■ B/Phuket(プーケット)/3073/2013(山形系統)


■ B/Texas(テキサス)/2/2013(ビクトリア系統)



(引用:国立感染症研究所)



南半球のインフルエンザ流行状況にも注目

南半球のオーストラリアなどの国では、北半球と季節が逆になるため、北半球が夏の間に南半球でどのようなウイルスが流行したかが、その後の北半球の流行状況に反映されます。



2017年夏のオーストラリアではH3N2と呼ばれるA型インフルエンザが流行していました。




夏のインフルエンザ、冬のインフルエンザとの違いは? 

沖縄



夏のインフルエンザでも、冬と同じような症状が見られます。沖縄では夏にもインフルエンザの流行が見られますが、理由は良く分かっていません。



可能性としては、以下が予測されています。



・似た流行パターンを持つ東南アジア・香港などとの交流があるから


・沖縄は冬の流行が少ないため免疫を持っていない人が多い




2017-2018年 インフルエンザ予防接種の時期

インフルエンザ予防接種の受付票



インフルエンザ予防接種の開始時期

10月1日から医療機関での受付が始まり、ワクチンの流通は例年10月末からです。



インフルエンザ予防接種を受けるタイミング

ワクチン接種後、免疫ができるまでに2週間程度かかり、ワクチンの効果は5カ月ほどで切れてしまいます。



冬の流行期間をカバーするためには、10月末〜11月、12月はじめまでに接種をするのが理想的です。



■ 13歳未満の場合


2週間〜4週間あけて2回接種が必要ですので、1回目の接種は11月中旬までに済ませられると理想的です。




インフルエンザ予防接種のタイプ・治療薬について
インフルエンザワクチン

点鼻薬



過去に点鼻する(鼻に吹き付ける)タイプが発売されたり、飲むタイプ・貼りつけて皮膚から吸収させるタイプなど、針を刺さなくても接種できるものが開発されています。



しかし、安全性や有効性の面で従来型のワクチンと同等であるとの証明が取れておらず、少なくとも2017-2018年シーズンは従来型の針を刺すワクチンしか手に入りません。



治療薬

タミフル



・ウイルスが細胞から飛び出すのを防ぐ:タミフル、リレンザ、イナビル、ラピアクタ


・細胞内でウイルスが増えるのを防ぐ:アビガン



上記の他にも、別の作用で細胞内でのウイルス増殖を抑える薬などが開発中ですが、やはり今シーズンには間に合わないと思われます。




最後に医師から一言

うがい、手洗い、マスクインフルエンザに対しては、ワクチンで発症・重症化を予防するのに加え、普段から手洗い・うがい・咳エチケットを心掛けるのが重要です。



手すり・ドアノブ・エレベーターのボタンなど公共のものを触った手で口や鼻をいじらないよう、子どもも含めて習慣づけていきましょう。



(監修:Doctors Me 医師)



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