浅野忠信にのしかかるフジ「木曜10時」の重いプレッシャー
10月スタートのドラマ「刑事ゆがみ」（フジテレビ系）で民放ドラマ初主演を務める浅野忠信。このドラマの放送枠は「木曜10時」。今期は「打ち切られた」と噂のある真木よう子主演の「セシルのもくろみ」、その前はブルゾンちえみが女優デビューした桐谷美玲主演の「人は見た目が100パーセント」という、視聴率不振に悩まされた枠なのだ。
「浅野は今年1月期に放送されたドラマ『A LIFE～愛しき人～』（TBS系）で木村拓哉とともに外科医を演じたことで、これまで築いてきた“演技派の映画俳優”という看板に疑問を抱く人を作ったとも言われました。素顔はファンキーだけれど物静かな役を演じることの多かった浅野でしたが、木村に対して声を荒らげたり、壁にこぶしをぶつけたりするシーンを見て『浅野ってこんな演技をする人だっけ？』と思わせてしまったようです。10月スタートのドラマで浅野が演じる弓神適当（ゆがみゆきまさ）は、原作の同名漫画の設定と同じく、他人とともに行動することが嫌いでだらしがなく、ちょっと変わった性格のひねくれ者ですから、『A LIFE』で演じた脳外科医・壇上壮大よりは違和感なく視聴者に受け入れられるでしょう。しかしそれと視聴率とは別なので、今から浅野を心配する声があがっています」（女性誌記者）
視聴率がよくても悪くても主演俳優の「せい」であり「おかげ」であると言われてしまう連ドラ。果たして浅野はこの状況をどう切り抜けるのか期待して見守りたい。
