神保町の老舗洋食店で味わう美しき褐色のカレーと香ばしいカツの競演 / 「キッチン南海」のカツカレー (2/3ページ)
・キッチン南海とは?
こちらのお店、1960年(昭和35年)に東京都千代田区飯田橋で創業し、1963年(昭和38年)に今の神保町に移転したのがはじまり。
店名は創業者が、いまはチームとして存在していない南海ホークスのファンであったことに由来しています。そのため、チームカラーの緑色が店の看板にも使われています。
こちらのお店で修行された方が、独立・暖簾分けされて、東京都内を中心に各地で「キッチン南海」を運営していることからも、この神保町のキッチン南海は、まさしく本店といえるでしょう。
・絶対に味わっておきたいカツカレー
こちらのお店で味わう洋食メニューはどれでも絶品で美味しいのですが、やはりカレーの聖地・神保町と言えば必ず名前が挙がるほど有名なキッチン南海のカツカレーをまずはチョイスしましょう。
注文を受けてから揚げられるアツアツ・サクサクのカツは、どこまでもジューシー。
そしてたっぷりのキャベツに、ゆっくりと丁寧に注がれる、滑らかなカレールー。
そのカツカレーそのものに、美しさすら感じるほどのフォルムです。
香ばしい香りと肉の強いコクを感じるルーはそれだけでもウマミたっぷり。そしてウマミを感じ終わったタイミングで程よいスパイスの辛みが、口の中をさわやかに駆け抜けていきます。
もちろんライスやカツとあわせて味わえば絶品である事は言うまでもないでしょう。