6通目:「風俗嬢」差別、してますか?(yuzuka→トイアンナ) (2/3ページ)

恋学

風俗嬢への綺麗事を捨ててください

さて、この連載を読んでいる方は知りもしないと思うんですが、私は風俗嬢でありながら、「風俗で働くこと」を、断固反対しています。そういう内容の記事を度々書いて来ましたし、逆に、風俗で働くことを肯定するような内容の記事の執筆は、どれだけお金を積まれても、お断りしてきました。

それは、私自身、風俗嬢になって、多くのことを失ったからです。まともな金銭感覚、男性への敬意、キャリア。ひとつひとつを説明すると何文字あっても足りないので省略します
が、とにかく5年風俗をして手元に残ったのは、「激しい男性嫌悪」と「歪みきった心」だけでした。

風俗って、「並みの容姿と若さ」があれば、稼げます。だけど、それ以上に失うものも多い。だから私は読者に、「風俗するなら借金しろ」「死ぬか風俗するかの2択になった時に、初めて面接に行くんだよ」って、勧めて来ました。軽い気持ちで手を伸ばしてしまったら、染み付いた心の淀みは、一生拭えないよ……て。私と同じ目に遭って欲しくはないのです。

「セックスワーカーの権利」が叫ばれはじめて、風俗嬢も世の中に認められるべきだとか、真っ当な仕事だとか、そんな風に訴えられ続けていますけど、私は同じセックスワーカーとして、その意見に賛同できません。

親子ほどに年の離れた男性と肌を合わせてお金をもらうのが、真っ当な仕事? そんなわけがないでしょう。そんな綺麗事はくそくらえです。

風俗という仕事は差別されるべきで、認められるべきじゃない。オープンに「働く場所」として提示されているのではなく、常にアンダーグラウンドな世界で、「最後の綱」として存在してほしい。死のうかなってロープに手をかける寸前に、その、もうひとつの「最後の綱」を見つけて悩むってくらい、ギリギリの選択肢であって欲しいって思うんです。

「風俗」は女性にとっても必要

「風俗はまともな仕事じゃない」そう思うことで、思われることで、「早く辞めなきゃ」って、自分を奮い立たせて欲しい。一刻も早く、その世界から足を洗って欲しい。

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