年間100冊! ガチ読書芸人がこの秋オススメしたい本 (2/2ページ)
常識や通念から外れすぎたら分かってもらえないけど、自分の世界観がなかったらつまらない、という。
すみません、なんか照れちゃいますね。でも、本の話をすると止まらないんですよ。
ちなみに、今読んでいる本は『アッチェレランド』という海外のSFです。
2007年に出版された小説なのに古さを感じさせないというか、むしろ未来を先取りしているんです。
舞台は21世紀初頭、いわゆるサイバーパンク的な世界観で、主人公はアイデアを提供する見返りとして、金銭ではない報酬を受け取るという仕事をしている若者です。
技術特異点(人工知能が人間の能力を超えることで起こる出来事)から逃亡したいと申し出てきた人間の『亡命』に手を貸す主人公を待ち受ける運命とは!?……という内容なのですが『未来は本当にこうなっていくんだろうな』というのを納得させてくれるほどの圧倒的な情報量と文章力が魅力です。
めちゃめちゃ経済用語とかIT用語とかが入り混じってくるので、正直理解できないところも結構あるんですけど、小説家の人は本当にすごいな、と思いましたね」
