親の言動により子どもの脳が萎縮!? 児童虐待とネグレクトが与える影響 (5/7ページ)
これは最初に受けた虐待により他人を信用できなくなり、愛着形成ができず、暴力や支配関係以外での人間関係を作れなくなってしまうことによるとされています。
逆に自分が加害者となり年下の子をいじめるといったこともあります。
マルトリートメントによる子どもの脳の変化
マルトリートメントは、心理的な傷によるものと考えられていましたが、脳の変化を招く場合があるといったことが分かってきました。
虐待された子ども
海馬(記憶)や扁桃体(感情)が小さいと言われており、 うつ病や人格障害と深く関係しています。
また、以下のような研究結果があります。
■ 暴言を受けた子ども → 脳の聴覚をつかさどる脳領域に異常あり
■ 家庭内暴力を目撃した子ども → 視覚をつかさどる脳領域が小さい
■ 体罰を受けてきた子ども → 感情や理性をつかさどる前頭前野が小さくなる
虐待されていない子ども
よく子どもの世話をする母ネズミに育てられた子ネズミは、海馬のステロイド受容体が多く、ストレスに強い体質になっているという研究結果もあります。