【医師監修】「むくみ」の放置は厳禁! 病気が原因の可能性も!? (3/3ページ)
すると血管の外に水分が漏れ出てしまい、むくみが生じてしまうのです。
局所の炎症による腫れ(むくみ)の場合は、応急処置として患部を冷やす、患部を心臓より高い位置にあげる、患部を強く圧迫する(ただし10分以内に限る)、患部の使用を控える、というのがあります。アレルギー反応などによる腫れ(むくみ)の場合、その原因ごとにアレルギーを抑えるような対処が必要となります。
◇(4)リンパ液の滞留によるもの
甲状腺の病気や手術でリンパ節をとったときなどは、リンパ管の流れが悪くなり、リンパ液が貯留してしまうことから、むくみが生じてしまいます。ともに、自身での対応は難しいので病院での治療や相談が必要です。
■それ以外の原因によるむくみ
定期的に起こるむくみには、原因のはっきりしないものもあります。大半の方のむくみの原因は、上記の4つに当てはまります。けれど、20~50代くらいの女性に起こるむくみで、病気や薬の影響でもないのに定期的におこる全身のむくみというのがあります。食事制限やダイエットによるストレス、むくみを防ごうと利尿剤を乱用する、体質的に毛細血管の壁が水分を通しやすい……などが、原因の可能性として考えられていますが、はっきりわかっていないことが多いです。
■こんなむくみの症状には注意を!
基本的にむくみがひどい場合や、いつものむくみよりも腫れているというような違和感がある状態のときは、一度病院の受診をオススメします。こうしたむくみを放置すると、原因にもよりますが、むくみがひどくなる可能性もあります。慢性的または軽度のむくみの人も、これまではとは違う部位がむくんでしまったようなときや、むくみのほかに発熱や疲労感などの体の不調を伴うときは、医療機関の受診をするようにしましょう。
■「『むくみ』の放置は厳禁! 病気が原因の可能性も!?」のまとめ
むくみは長時間同じ姿勢でいるから起こるもの以外に、ほかの病気からのサインとなっていることもあるようです。生活環境によってはむくみを身近な症状のように感じてしまうけれど、たまには自分の体をじっくり観察してむくみの原因によっては適切な処置を考えてみるべきかもしれませんね。
(監修:眞鍋憲正)
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