【医師監修】「むくみ」の放置は厳禁! 病気が原因の可能性も!? (1/3ページ)
多くの女性が慢性的に悩んでいるむくみ。むくんだ状態を「いつものことだから……」と軽い気持ちで放っておくと、実は深刻な病気が原因の可能性もあるのです。むくみが起こる原因と解消法について、整形外科医の眞鍋憲正先生に解説していただきました。
■むくみとはどんなもの?
むくみというと「手足が腫れぼったくなって、だるい」というイメージですが、実際はどうなのでしょうか? むくみにより、体がどのような状態になっているのか、眞鍋先生にお聞きしました。
◇むくみのメカニズム
私たちの体は約60パーセントが水分でできています。そして、この水分は(1)血管の中の水分(2)細胞の中の水分(3)細胞と細胞の間の水分、と3つに分けられます。むくみとは、何らかの原因で(3)細胞と細胞の間に水分が過剰にたまってしまうことで、皮膚が腫れてしまう状態のことを言います。
◇むくみの種類
むくみは大きく分けると2種類あります。
☆局所性のむくみ
体の一部分だけが、むくんでしまうような場合です。通常、体のある部位で右と左とを比べると、どちらか片方だけ腫れているようなことが多いです。例えば、けがをしてしまったり、虫に刺されたりした場合、その部分に炎症がおきてむくみが生じます。
☆全身性のむくみ
手と足、顔などいつくかの部位が同時に腫れてきます。局所性のむくみと違い右と左とを比べても、あまり差がありません。体の水分コントロール状態が悪化して起こるため、中には腎臓や肝臓などの病気や薬剤などが原因のこともあります。症状としてはむくみだけでなく、だるさや疲労感を伴ったり、食欲が減退する、尿の量が減少したりするなどが現れることもあります。
■むくみの原因と症状・対処法とは?
むくみが起こる原因は、大きく分けて4つあります。原因別にその対処法について眞鍋先生にお聞きしました。
◇(1)体液循環の滞留によるもの
下記のような状態にあると、血液の全身へのめぐりが悪くなってしまっています。