綾野剛が嵐・櫻井翔に「心のフットワークが軽い」と称賛されたワケ
9月30日公開予定の映画「亜人」に出演している俳優の綾野剛。原作ファンの間では、実写化に際して「誰が佐藤役を演じるのか？」ということが話題となっており、綾野剛に決定すると「若すぎないか？」「もっとおじさんじゃないと」「原作と違い過ぎる」という声が上がっていた。
「亜人」とは決して死なない新人種のことで、綾野演じる「佐藤」は人類抹殺をもくろむ亜人のテロリスト。原作では初老の男として描かれているため、実写版のキャスト発表以来、物議を醸してきた。だが、綾野本人「原作とは年齢的な部分でも、ある種枯渇している部分でも僕とは差がありますが、映画の中で生きている『佐藤』は原作からいただいたニュアンスを非常に大切にしました」とコメント。実際、試写を見た人からは、綾野の不敵な笑みやアクションが「意外とハマっている」と評判だ。
綾野はこの映画で、食事制限と筋トレで作り上げた美しい上半身を披露している。あまりにも美しいため、本広克行監督が綾野の上半身の写真を携帯の待ち受けに使っているほどだ。
もうひとつ、綾野の持ち味は人との距離を縮める能力だという。俳優から芸人、アイドルまで友人の幅が広いことで有名だ。「亜人」の番宣で「嵐にしやがれ」（日本テレビ系）に出演した際には、収録前に嵐の前室にさりげなく入っていき、嵐の5人と話し込んでいたという。櫻井翔も「心のフットワークが軽い」と感心し、今までそこまで入り込んでくるゲストはいなかったと称賛されていた。
前回好評だった主演ドラマ「コウノドリ」（TBS系）も10月からセカンドシーズンが始まる。この秋は、不気味なテロリスト、心優しい産婦人科医と、綾野のカメレオンぶりが堪能できそうだ。
（琴葉）
