【プロ野球】オリックス・新生いてまえ打線が発動!? 強力打線復活のカギを握るのはこの3人だ! (1/2ページ)
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1990年代末から2000年代初頭にかけて、中村紀洋、タフィ・ローズらを擁する強力打線でパ・リーグの投手たちを震え上がらせた近鉄。その打線は「いてまえ打線」と呼ばれ、投手が打たれても打たれても、負けずに打ち返し勝ち星を積み重ねていった。
2001年にはすべてリーグトップのチーム打率.280、211本塁打、770得点の成績をマーク。まさに問答無用と言わんばかりの破壊力を見せつけた。
2004年のオフにオリックスと合併して「近鉄」の名前が消滅して以来、いてまえ打線の名を久しく耳にすることはなかった。しかし、吉田正尚やロメロといった大砲の登場により、16年のときを経た今、新生いてまえ打線と呼びたくなる強力打線が復活の兆しを見せている。
今回は打撃陣のなかで、新生いてまえ打線の支えになってほしい中堅、ベテランにスポットを当てる。
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■ハマるとデカい「1番・T-REX」
まずは生え抜き代表としてT-岡田を挙げたい。今季は開幕から一度も2軍に落ちることなく、本塁打ランキングでも上位に位置するなどコンスタントな活躍を見せている。
2010年に33本塁打で本塁打王を獲った頃の輝きを取り戻したかのようだ。今季の起用法で興味深かったのは「1番打者」としての出場。8月5日の日本ハム戦からこれまでに14試合で1番に座り、打率は1割台だが、四球は10個とほぼ毎試合出塁している。
プロ入り後……どころか野球人生で初のリードオフマンということで、戸惑いもあるかと思うが、1番に適応したらとてつもない強力打線になることは間違いない。福良淳一監督とT-岡田はめげずにチャレンジしてほしい!