赤ちゃんのお腹はなぜ膨らんでいる?注意が必要な病気との見分け方

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赤ちゃんの体型は、お腹がぽっこりと膨らんだかわいらしい体型が特徴だと思います。


 


しかし、体調の異変や腹部にしこりがある場合もあり、がんなどが疑われるケースも…。


 


赤ちゃんのお腹の膨らみで気になる病気や、セルフチェックで病気との見分け方などを、医師に詳しく教えていただきました。


 



 


 


赤ちゃんのお腹が膨れている理由  

内臓の仕組み


 


3歳頃までは、誰でもお腹がぽこっと出ており、キューピー人形のような、いわゆる幼児体型をしています。


 


食後や便秘の際はさらにお腹が出ます。これは腹筋の力がまだ発達していないためと言われています。


 


 


赤ちゃんのお腹の膨らみで疑われる病気 

臓器の仕組み


 


お腹がふくれて飛び出している状態を「腹部膨満(ふくぶぼうまん)」または腹満と言います。


 


便秘やガスの溜まり過ぎが最も多いですが、まれにおなかの臓器の病気のことがあり、特に子ども特有のがんに注意が必要です。


 


子ども特有のがんなどの病気

・腎芽腫(ウイルムス腫瘍)


・肝芽腫


・神経芽腫


・リンパ腫


・奇形腫


・卵巣腫瘍


など


 


■ 症状の特徴


おなかに触れると硬いしこりがあったり、空腹のときでもお腹がどんどん出てくるということで気づかれる場合もあります。熱、不機嫌、食欲がない、歩かなくなるなど様々な症状が現れます。


 


※便秘の便の固まりを触れている場合もありますので、しこりがあればがんというわけではありません


 


生まれたての赤ちゃんでお腹が出すぎている場合

・生まれつきの感染症や奇形:肝臓・脾臓・腎臓が腫れている


・胃腸の捻転:胃腸がねじれている


・ヒルシュスプルング病:腸を動かす神経が発達していない


・腸閉塞(胎便イレウス):粘っこい胎便


 


 


赤ちゃんのお腹の膨らみ、病気かどうかの見分け方 

子どものお腹の診察


 


セルフチェック

□ 仰向けに寝ているときに肋骨よりもお腹が明らかに出ている


□ お腹の出っ張り具合が日ごとに・週ごとにひどくなる


□ 排便しても引っ込まない。


□ 眠っている時(腹筋に力が入っていない時)にそっと触ると、硬いしこりを触れる


(息を吐いたタイミングで、人差し指・中指・薬指を揃えた3本の指先で押してみるとよい)


 


上記の場合は、小児科で相談してください。おへその高さでお腹周りのサイズを計測してみて、変化を記録してみてもいいでしょう。


 


併せて、お腹を痛がるか、熱があるか、食欲や排便の状態はどうかなどもチェックしてみてください。


 


検査内容

医師の触診、レントゲンや超音波(エコー)検査、CT・MRIなどの検査、尿検査、血液検査などを行います。


 


 


赤ちゃんのお腹の膨らみは何歳くらいから落ち着く?  

子どもの鉄棒遊び


 


いわゆる幼児体型は筋肉が発達する4〜5歳ぐらいから改善していくことが多いと思われますが、個人差があり、いつまでに治らないと異常ということはありません。


 


 


赤ちゃんのお腹の膨らみが便秘の場合の対処法 

赤ちゃんの便秘


便がおよそ3日以上出ない場合は、以下を試してみましょう。


 


・水分を十分取らせる


・お腹を時計回りにマッサージする


・足を屈伸する


・体幹をひねるなどの運動をする


・綿棒での浣腸


 


 


最後に医師から一言 

子どものウエスト計測


 


いわゆる幼児体型は、大人の肥満とは異なるので、太り過ぎではないかと心配する必要はありません。


 


身長・体重が成長曲線内であれば、食事を制限する・腹筋を鍛えさせるなどは必要ありません。ウエストを幅の狭いゴムでしめつけないようなデザインの服を選びましょう。


 


(監修:Doctors Me 医師) 



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