「虎の穴」などのユメノソラホールディングスが、「DataCore Hyperconverged Virtual SAN」搭載のHCIに移行 (2/7ページ)
同社をはじめとするグループ企業全体のITシステムの開発・運用は、ユメノソラホールディングスの情報システム管理部門が担っています。
(導入前の課題) グループ全体のビジネスが急成長しているため、事業の拡大や新サービスの提供に合わせて導入するシステムの数は年々増加し、2016年にはサーバーの台数が約200台にも及んでいました。この膨大な数のシステムを運用保守する業務負荷が限界に来ていたことと、事業の急拡大にITシステムの調達・開発が追いつかない状況から、システム基盤の再構築が検討されることになりました。
(要件の設定) 新システムの要件として、運用保守の作業負担を軽減することだけでなく、システムを柔軟に拡張できることが掲げられました。虎の穴が目指す、3年以内に売上高を2.5倍に引き上げる目標実現のためには、新たなサービスやビジネスモデルを次々と打ち出さなければならず、これらの展開を支えるシステムを極めて短期間で導入できる仕組みが必要でした。
(システム基盤の仮想化) 要件を満たすために、新システムは、まず仮想化環境を搭載した単一のシステム上に既存の業務サーバーを順次移行して構築することを決定。個別の物理サーバーで稼働しているアプリケーションを仮想化環境に集約すれば、運用保守すべき物理的なサーバー台数は激減できます。物理サーバーに障害が発生した場合も仮想マシンを別の物理サーバーに瞬時に引き継ぐことができるため、システムの可用性が大きく向上。システムリソースを柔軟に調整できるため、「コミックマーケット」開催期などアクセス急増時に仮想マシンを増やしてシステムのパフォーマンスを維持することも可能です。
(HCIソリューションの導入) ITベンダー4社の提案の中から、デジタルテクノロジー株式会社(DTC)による、同社のソリューション「D-RAID ADVANCE」を用いて、既存のシステムをHCIに置きかえる提案が採用されました。