猫は液体でもあり固体でもある。2017年度イグノーベル賞10部門の受賞研究 (7/7ページ)

カラパイア

Acta Chiropterologica掲載)・医学賞:

チーズに対する嫌悪感の神経基盤:fMRI研究



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受賞理由:最新の脳スキャン技術で、人がチーズに感じる嫌悪感を測定したことに対して

受賞者:ジャン=ピエール・ロワイエ(Jean-Pierre Royet)、デビッド・ムニエ(David Meunier)、ニコラ・トルケ(Nicolas Torquet)、アン=マリー・モーリー(Anne-Marie Mouly)、タオ・ジアン(Tao Jiang)

Frontiers in Human Neuroscience掲載)
・認知科学賞:

それは私、それとも双子のきょうだい? 一卵性双生児における自己顔認証上の利点の欠如



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受賞理由:多くの一卵性双生児がお互いを視覚的に識別できないことを実証したことに対して

受賞者:マッテオ・マルティニ(Matteo Martini)、イラリア・ブファラーリ(Ilaria Bufalari)、マリア・アントニエッタ・スタツィ(Maria Antonietta Stazi)、サルバトーレ・マリア・アグリオティ(Salvatore Maria Aglioti)(PLOS One掲載)
・産婦人科学賞:

膣内における音楽の再生に対する重大な表情



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受賞理由:人間の胎児は、母親のお腹のうえで電子的に再生された音楽よりも、膣内で電子的に再生された音楽のほうに強く反応することを証明したことに対して

受賞者:マリサ・ロペス=テイホン(Marisa Lopez-Teijon)、アレクス・ガルシア=ファウラ(Alex Garcia-Faura)、アルベルト・プラッツ=ガリーノ(Alberto Prats-Galino)、ルイス・パジャレス・アニオルテ(Luis Pallares Aniorte)

備考:2016年、実際に胎教アイテム「babypod」として発表された。(Ultrasound掲載)
・平和賞:

閉塞型睡眠時無呼吸症候群の代替治療法としてのディジュリドゥ演奏:無作為化比較試験



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受賞理由:ディジュリドゥ(オーストラリア先住民族の楽器)を定期的に演奏することが閉塞型睡眠時無呼吸症候群やいびきの効果的な治療法であることを実証したことに対して

受賞者:ミロ・アラン・プハン(Milo Alan Puhan)、クリスチャン・ロカッシオ(Christian LoCascio)、アルフレッド・ツァーン(Alfred Zahn)、マルクス・ハイツ(Markus Heitz)、オットー・ブラエンドリ(Otto Braendli)

備考:この治療法の発想元となった患者で、ディジュリドゥ奏者のアレックス・スアレス氏も授賞式に出席。(BMJ掲載)
translated by hiroching / edited by parumo


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