引っ張るのはNG?突き指の正しい応急処置と病院受診の目安 (2/5ページ)
突き指をしてしまうシーン例
・バレーボールやバスケットボールを取ろうとして当たった
・暗い部屋で床に落ちたものを取ろうとして目測を誤り、地面に指が垂直に当たった
・マットレスの下にシーツを敷きこもうとして指を勢いよく入れたら、強く当たった
突き指の症状

指には、親指には2本、それ以外の指には3本の骨があり、関節でつながっています。それぞれの骨には、曲げるための靭帯と伸ばすための靭帯がついています。
突き指をすると、末節骨(一番指先側の骨)や中節骨(真ん中の骨)が折れたり、末節骨を伸ばすための靭帯が損傷したりします。するとDIP関節(末節骨と中節骨の間の関節)が曲がったままになり、伸ばそうとしても伸びません。
ふつう、指の二つの関節は連動しており、どちらかだけを曲げ伸ばしすることはできないのですが、DIP関節部分で骨折や靭帯損傷が起こると、この関節だけが曲がったままになります。この様子が、金づちに似ているので、槌指(つちゆび、マレットフィンガー)と呼びます。
また突き指によっては、中節骨と基節骨(一番根元の骨)の間で、骨折や脱臼が起こることもあります。
その他、爪が損傷して剥がれたり、爪の下に血の固まりができる(爪下血腫)こともあります。