かっこよすぎて「ツッコミどころ満載」のヘルメット玩具 (2/2ページ)

まいじつ

横から見ても上から見てもスキのない、SFっぽい味付けの効いたカッコよさ! プロペラは赤と青の2種を付け替え可能という親切さです。

左右のアンテナは『ウルトラマン』の科特隊、頭頂部のプロペラ回転は『ちびっこ怪獣ヤダモン』と『ドラえもん』、おでこに太陽電池がくっ付いてるのは『キカイダー01』、両側面に天使の羽は『Dr.スランプ』など、人気作品のいいとこ取りなのも実にニクイ。

シャープが世界で最初に太陽電池を搭載した電卓を発売したのが1976年。当初、太陽電池は高価なものでしたから、おもちゃに転用され始めたのは1980年代に入ってからでしょうか。わたしもこんなヘルメット玩具があることをオークションで偶然見つけて落札するまで全く知りませんでした。

“交通戦争”が終結した1980年代、このソーラーメットを着用し、プロペラを回転させながら意気揚々と走り回る子供の姿を思い浮かべると実に微笑ましいですね。

(写真・文/おおこしたかのぶ)

「かっこよすぎて「ツッコミどころ満載」のヘルメット玩具」のページです。デイリーニュースオンラインは、昭和玩具カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る