小野瀬雅生「ギタリストとして、100歳までステージに立っていたい」 (2/2ページ)

日刊大衆

音楽性に違いがあっても、音楽の中にユーモアや遊び心があって、面白さという本質的な部分で通じ合えるんですよ。クレイジーケンバンドという名前は僕が付けたんですけど、それは「剣さんの曲、剣さんの意見をメインにやっていきましょう」という思いから。いわば「剣さんファースト」ですよね(笑)。

 今はクレイジーケンバンドの他、小野瀬雅生ショウや弾き語りなど、慌ただしい日々を送っていますけど、音楽をやっている人間にとって、やはりステージに立つことは快感ですね。アドレナリンが出るのか、痛かった腰が痛くないし、重たかった身体でジャンプできますし。まあ、その反動でライブの後に大変な目に遭うんですが(笑)。

 昔、ジェフ・ベック(イングランド出身のギタリスト)のライブを初めて見たとき、彼は55歳でした。僕は今年55歳になるんですけど、「自分も同じ歳になったときには、これぐらい弾けるようになっていたい」と思っていたものの、まだまだですね。でも、その6年後に61歳のジェフ・ベックを見たら、そのときのほうが上手かったんですよ。つまり、いくつになっても進歩できる。僕ももっとギターが上手くなれるよう、日々演奏していきたいところです。

 そのうえで貫きたいのが“生涯現役”という気持ちです。レス・ポール(アメリカ出身のギタリスト)は、たしか90歳くらいまで毎週月曜日にニューヨークのライブハウスで演奏していました。毎週そこに行けばレス・ポールに会えるというのは、なんだかいいですよね。だから、僕が目指すのはレス・ポール超え(笑)。現役のギタリストとして、100歳までステージに立っていたいですね。

おのせ・まさお
1962年11月14日、神奈川県横浜市生まれ。89年大晦日に横山剣らのバンドにギタリストとして加入し、97年にクレイジーケンバンドを結成。『タイガー&ドラゴン』などのヒットを経て、09年にメジャーデビュー。00年には自身がリーダーを務めるバンド、小野瀬雅生ショウの活動もスタートさせている。

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