「コード・ブルー」映画化で懸念される点

まいじつ

ぺかまろ / PIXTA(ピクスタ)
ぺかまろ / PIXTA(ピクスタ)

フジテレビの“月9”ドラマ『コード・ブルー ―ドクターヘリ緊急救命― THE THIRD SEASON』の最終話が9月18日に放送され、番組のラストで2018年に映画化されることが明かされた。

「映画化にあたって、主人公の藍沢(山下智久)らの師匠にあたるドクターの黒田(柳葉敏郎)が、再び出演するのかどうかが注目されています。黒田は事故現場での治療中に二次災害で右腕を切断するという事故に遭ってから第一線を退き、藍沢たちから遠ざかりました。救命に帰ってくるとなるとひと波乱あるかもしれません」(芸能記者)

黒田が事故に遭ったのはコード・ブルーの第1シーズン8話で、安全確認をせずに事故現場の工場内に走って行った白石(新垣結衣)を追ったときのことだ。白石が患者のもとに向かうときに、立ち止まったところで運悪く鉄骨が降ってきてしまい、白石をかばって黒田が下敷きになった。その際に黒田の腕が鉄骨に挟まれ、抜き出すのは不可能だったため、救う手段は腕の切断しかなかったのだ。

「18日の最終回で白石は、黒田が腕を切断せざるを得なかったことについてフェローに語り、『自分の未熟さが生んだ結果』だと悔やみました。その後、黒田は必死のリハビリをしているという設定になっています。ですが、柳葉は“ある事情”でコード・ブルーの現場から呼ばれなくなったのです」(同・記者)

事情とは何か。

映画版では藍沢のライバル医師が登場か

「第1シーズンが放送されたのは2008年で、ベテラン俳優に差し掛かった柳葉が、まだまだ伸び盛りだった新垣結衣や浅利陽介をついつい説教してしまうので、現場スタッフから疎んじられていました。特に浅利は、柳葉の説教を四六時中受けて、見かねた戸田恵梨香が意見すると、柳葉はへそを曲げたという話です。もし映画版に柳葉が出るなら、浅利が出ないという事態になるかもしれません」(同・記者)

映画化に関しては、追加出演者に関する気になる情報もある。

「まだ未決定ですが、藍沢の価値観を壊すライバルを登場させ、ドクターヘリの存在を揺るがすほどの事態が病院で起きるという企画が出ているようです。しかし、藍沢役の山下に対峙するとなれば、相応の実力を持つ若手俳優が必要でしょう」(同・記者)

今クールのコード・ブルーは、全話の平均視聴率が14.8%という優秀な成績を残した。月9では7作品ぶりに全話平均視聴率がふた桁になり、昨年以降で苦戦続きだった同局の看板ドラマ枠の復活に弾みをつけた。

「映画化に際しては、フジテレビが総力を挙げた取り組みになるでしょう。ジャニーズ事務所も山下へのバックアップに力を入れているので、パワーアップされた作品となるのは間違いないはずです」(同・記者)

多少の波乱はありそうだが、コード・ブルーの未来は明るいようだ。

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