森野引退で再燃する中日の落合回帰 (2/2ページ)

リアルライブ



 「森野たちがドラフト下位で指名した無名選手を育てなければなりません。今季はドラフト2位の京田(陽太=23)が活躍し、5位低迷の溜飲を下げてくれましたが、ここに至るまで中日は何人の高校生野手を上位してきてきたことか…。1位指名した高校生がレギュラーに育たず、大学、社会人を経由してきた選手が活躍している。中日の育成システムにも問題があるのでは?」(プロ野球解説者)

 二軍本拠地のナゴヤ球場を見れば、有望な若手も少なくないが、故障したベテランの調整場の様相も否めない。森野は今季、開幕一軍を逃し、7月半ばに一軍昇格したが、すぐに故障。その後の二軍戦でも同じ箇所を故障する不運となったが、ベテランが調整目的で実戦に出れば、その分、若手は出場機会を失う。森野が小笠原道大二軍監督に先に引退の相談をしたのは、こうした弊害を感じていたからだろう。

 森野たちがどんな選手を育てていくのか、チーム再建は長い道のりとなりそうだ。

 森野がナゴヤドームのファンに別れた告げた同日のZOZOマリンで、やはり今季限りでの引退を表明してきた井口資仁のセレモニーも行われた。ロッテファンも熱い声援と拍手を送っていたが、早くも「監督・井口」の誕生を望む声がスタンドから沸き上がっていた。ロッテファンも地元意識が強い。今さらだが、井口はホークスでプロ野球人生をスタートさせた“外様”だ。途中加入でもチームのために尽くしてくれたということが伝われば、生え抜き、外様の線引きはなくなるのではないだろうか。中日のチーム再建にはフロント改革も必要だ。
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