内定ハイに要注意! 就活が原因で友達とギスギスした経験談5つ

就活スタイル

就職活動中はなにかとナーバスになりやすい時期。「自分だけ先に内定が出てしまった」場合も、「友達に先に内定が出た」場合も、どちらもお互い相手にどう伝えるかについては気を遣ってしまうものですよね。そこで今回は、就活経験者の社会人のみなさんに、「就活が原因で友達とギスギスした経験」について聞いてみました。

■あなたは就活中、就活が原因で友達とギスギスしたことはありますか?

・ある  15人 (3.8%)
・ない 383人(96.2%)

ほとんどの人が友達とギスギスした経験はないよう。しかし、少数ではあるものの、やはりギスギスしたことがあるという人もいました。では、どんなことでギスギスしてしまったのでしょうか。

●友達に、上から目線の無責任な発言をされた(女性/26歳/小売店)

おそらく、先に内定をもらった友達に上から目線の無責任な発言をされてムカついた、ということのようですが、その友達は内定をもらったことで気分がハイになってしまい、まだ内定の出ていない友達を思いやる気持ちがなくなってしまったんでしょうね。これは「内定ハイ」と呼ばれるもので、内定先をやたらと自慢したり、聞かれてもいないのに「自分は面接でああしたこうした」などと上から目線で語ってきたりする人のことを言います。普段なら他人を不快にするようなことを言わない人でも、「内定ハイ」の状態の時はついうっかり「いらないこと」を言ってしまうんだそう。自分がそんな人にならないよう、気をつけたいものです。

●就職先で優劣をつけられて、ギスギスした(男性/24歳/その他)

就職活動そのものが、さまざまな企業から他人と比べられ、優劣をつけられるようなものなのに、友達からも優劣をつけられるなんてたまりませんよね。どんな理由があってその友達が優劣をつけたのかはわかりませんが、ギスギスして当然だと思います。

●友達が面接のとき、私の自虐ネタを話したら採用してもらえたと言っていて、私にとっては恥ずかしいことだったから勝手に話されてギスギスした(男性/27歳/電力・ガス・石油)

「友達の自虐ネタを話したらウケて、それで採用された」ということなのでしょうか。なかなかないことだと思いますが、たしかにデリカシーがないですよね。でも、裏を返せばあなたは友達の内定の恩人。悪気なく、感謝の気持ちで伝えたのかもしれません。

●友達が就活に失敗して、その際になぜか友達からケンカを売られた。ほんとに理不尽だった(男性/30歳/医療・福祉)

就活中は誰もが不安定な精神状態に陥りやすいもの。しかも就活に失敗したのならなおさらです。理不尽なケンカを売られたとしても、「就活に失敗して誰かに八つ当たりしたいんだな」と理解し、友達ならできる限り受け止めてあげるようにしましょう。冷静になれば、「自分が間違っていた」ことや「友達に悪いことをした」ことに気づき、反省するものです。

●自分が先に内定をもらい、友達が怒ってしばらく口を聞いてもらえなくなってしまったが、自分から謝罪した(男性/29歳/その他)

この文章だけ読むとなぜこの人が友達に謝らなければならなかったのかわかりませんが、おそらく内定ハイになってしまい、なにか友達が怒ってしまうようなことを言ってしまったんでしょうね。内定ハイは一時的なものですが、そのとき取り返しのつかないようなことを言ってしまったことが原因で、大切な友達をなくしてしまうことにもなりかねません。

いかがでしたか? 就活がきっかけでギスギスしたとしても、たいていの場合は時間が経てば自然とまた仲よくなれるものですが、最悪の場合は友達をなくしてしまうことも。就活生のみなさんは、うかつな一言で友達をなくしてしまわないよう、気をつけましょう!

文●オチアイユキ

マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2017年8月
調査人数:社会人男女398人(男性103人、女性295人)

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