9通目:風俗嬢以前に、仕事へ誇りを持つ必要ってないと思う(トイアンナ → yuzuka) (1/2ページ)

こんにちは、トイアンナです。風俗嬢の働き方について殴り……いえ、語り合う文通型連載。
今回は「風俗嬢という仕事へ、誇りを持つべきか?」というテーマでお送りします。以前の記事で「風俗嬢であることに誇りを持つべきではない」とおっしゃったのは、現役風俗嬢兼ライターのyuzukaさん。
yuzukaさんの前回記事はこちら
8通目:風俗嬢、ブスでも稼げます。(yuzuka→トイアンナ)
「風俗嬢は目を合わせなくても接客できてしまう。ひとつのお店で長く勤めようとすればしんどいが、他店へ行けば何とかなる」鋭いご指摘でした。長く働くのが当たり前、というのは私の勝手な思い込みです。
仕事へ誇りを持つと、やっかいなことになるその上でyuzukaさんは「風俗嬢であることに誇りを持つべきではない」とのご指摘をくださりました。私は賛成です。というのも、仕事へ誇りを持ち込むと、やっかいなことになるからです。
「やりがい搾取」という言葉があります。「この会社は立派な仕事をしている、世間に役立っている」と憧れ要素で人を集め、過労になるまで働かせることです。私が新卒で入った企業は競合より低い給与で月200時間以上の残業を課したため、やりがいというかりそめの「誇り」なくしては成り立たない状態でした。
風俗嬢にも似た面があると思います。好きでもない相手とチューするのを苦痛とする人が「だって私は風俗嬢である自分に誇りがあるから」とやりがいで麻痺させているなら、誇りなんて捨てたほうが良いでしょう。やりがいで心を麻痺させてやる仕事なんて、ロクなもんじゃありません。