山崎賢人、ドラマ「陸王」で“演技力不足”の風評を覆せるか?

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山崎賢人、ドラマ「陸王」で“演技力不足”の風評を覆せるか?

 今月15日から始まる日曜劇場「陸王」(TBS系)。2013年の「半沢直樹」に始まり、14年「ルーズヴェルト・ゲーム」、15年「下町ロケット」と、日曜劇場の枠で放送された池井戸潤氏原作のドラマはいずれも大ヒットを記録。特に「半沢直樹」は、平均視聴率28.74%。最終回の視聴率、なんと42.2%。この数字は、もはや社会現象として語り継がれている。そんな大ヒットの再来が期待されているのが今回の「陸王」だ。

「池井戸ドラマ、しかも主役を演じるのは、日本はもとより世界を舞台に活躍する国際派俳優の役所広司。そしてドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ系)で大ブレイクし“視聴率王子”の異名をとる竹内涼真も出演するとあって、早くも期待が高まっています」(番組関係者)

 そんな中、剣が峰に立たされているのが、役所広司の息子役を演じる山崎賢人だという。

「山崎は、2015年NHKの朝ドラ『まれ』で、ヒロインを演じた土屋太鳳の夫役を演じてブレイク。放送直後に封切られた映画『orange-オレンジ-』で再び土屋とコンビを組んでヒットを飛ばしたものの、その後に主演を務めた映画『オオカミ少女と黒王子』『四月は君の嘘』『一週間フレンズ。』、さらに今年公開された『ジョジョの奇妙な冒険』がいずれも興行的に上手くいっていません」(スポーツ紙記者)

 上手くいっていないのは、映画だけではないという。

「山崎のせいではありませんが、昨年準主役を演じた月9ドラマ『好きな人がいること』(フジテレビ系)も平均視聴率が8%台と不調。しかも、去年末に一部メディアが実施した『いい加減飽きてしまった、ブレーク中の若手俳優は?』というアンケート調査では、第一位に選ばれてしまった。理由としては、マンガの実写化に立て続けに出ているものの『出すぎに感じます』『どれも同じような演技』といった辛口のコメントが並びました。その意味でも、1年3カ月ぶりの今回のドラマは山崎の将来を占う試金石になるのでは」(テレビ誌ライター)

 しかし今回の「陸王」を演じる上で、越えなければならないハードルがあるという。

「池井戸作品は、ご存じの通り硬派なビジネスドラマ。視聴者は、今まで山崎が演じてきた恋愛ものとは違い、中高年男性がターゲットになるだけに、演技力が問われます」(前出・テレビ誌ライター)

 俳優・山崎にとってはまさに正念場。ドラマが終わる頃には、竹内涼真と喜びを分かち合っていると願いたい。

(窪田史郎)

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