ビートたけしの格別のヤクザ映画第3弾「アウトレイジ 最終章」 (2/2ページ)
SMのマゾ趣味のある幹部を“怪演”するピエール瀧が「役者陣の“顔相バトル”がすごい!」といみじくも言ったように、男たちだけのツラ、面、顔、貌…がひしめき、睨みを効かし、断末魔に歪み、ついには悟りにも似た境地に達する…? 日韓のフィクサー、張会長を演じる金田時男は、本職は実業家で、役者ではないが存在感がハンパない。ルックスも菅官房長官にソックリでいかにも“黒幕”っぽい。
複数回観て、映画専門誌で西田敏行、塩見三省両氏にインタビューもしたが、彼らが演じた義兄弟が“実質主役”と感じ、愛着ひとしおなのである。組織との軋轢、個人の悲哀、今回は思い入れができる(?)ヤクザ映画になって大団円。これもまたよし。