綾瀬はるか『奥様は、取り扱い注意』意表をついた設定で11.4%の好調スタート

デイリーニュースオンライン

Photo by Nicholas Kennedy Sitton(写真はイメージです)
Photo by Nicholas Kennedy Sitton(写真はイメージです)

 綾瀬はるか(32)が主演をつとめる『奥様は、取り扱い注意』(TBS系)の初回が10月4日に放送され、視聴率11.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)となったことが分かった。「元○○の主婦」という思わせぶりな設定が予告されていたが、意表をついたワケあり過去が明らかになり、冒頭からグッと視聴者の心をつかんだようだ。

 天然でおなじみの綾瀬が主演ということや、ドラマのタイトルから、勝手に「家政婦は見た」的なものか、ドタバタコメディなのだろう思っていたが、そんな予想とは全く違うということが放送開始直後に分かった。

 冒頭に登場したのは、主婦とはほど遠い姿で、なんらかの組織につかまっているスーツ姿の女性(綾瀬はるか)。これがワケあり過去だというのはすぐに分かったのだが、実は元特殊工作員という設定だったのだ。しかし平穏な家庭を築くことに憧れを抱いていた彼女は、なんだかんだあって本当の自分(「しまだゆうこ」という名前らしい)を死んだことにし、伊佐山菜美(綾瀬はるか)として、第2の人生を歩むことにしたようだ。

 そして受付嬢に転身し、同僚に誘われるがまま参加した“金持ちセレブ”が集まる合コン。ただ、元特殊工作員として活動してきた菜美にとってはみんな5秒もかからずに倒せそうなひ弱な男たちばかり。そんな中、目の前に現れたのが、この日から3ヶ月後に結婚することになる現在の夫・伊佐山勇輝(西島秀俊)だ。

「みんな5秒もかからずに倒せそうな男たちばかり」と思っていた菜美が、勇輝を選ぶのは当然だろう。まだ現在の設定では、勇輝は単にIT企業の経営者というだけだが、これまで『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』や『MOZU』で西島が演じてきた公安捜査員の姿が重なった人はかなり多かったはず。菜美がどう感じたかは分からないが、「この人なら、元工作員の菜美でも勝てるわけがない」と無意識のうちに視聴者は納得してしまったのだ。

 むしろ、こうなってくるともう勇輝がスパイ?工作員?はたまた公安にしか見えてこない。元工作員の視点の鋭さで、知花(倉科カナ)が夫からDVを受けていることをすぐさま見抜いた菜美だったが、勇輝も一瞬で菜美がいつもと違うことを察知。もはや只者ではないはずだ。

 とはいえ、今回のストーリーの軸はあくまでも家庭内DVだった。それを、結婚して主婦となった菜美が、新しくできた友人の大原優里(広末涼子)、佐藤京子(本田翼)と一緒に解決しようと奮闘する話。結局は、工作員の実力を駆使して解決したわけだが、綾瀬のアクションも意表をつかれたシーンのひとつだ。すっかりほんわかイメージが定着しているが、「そうだ、この人『ICHI』で殺陣とかのアクションもしていたんだった」と、綾瀬のポテンシャルの高さを呼び起こさせてくれた。

『奥様は、取り扱い注意』の脚本を手掛けているのは、『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』や『SP』、『BORDER』などのシリアスなアクションを得意としている金城一紀氏。これには、西島が闇をかかえた役柄で出演していることが多いことから、今回も絶対に何か裏があるはず!と思わずにはいられない。

 きっとこのドラマ、単なるホームドラマではないかもしれない。今後も、意表をついた展開が待ち受けていそうな、怪しい匂いが満載だ。

文・吉本あや

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