丈夫な喉は健康長寿の基本! 誤嚥を防ぐ簡単トレーニング法 (2/3ページ)

週刊実話

喉頭の位置も下がり、喉の“フタ”が閉まりにくくなって、誤嚥が起きやすくなるのです」

 西山医師は、これまで飲み込む力が衰えた患者を1万人以上診てきたという。
 「その経験から言うと、早い段階で飲み込む力をつけていけば、10年は寿命を伸ばすことができるかもしれません」

 そこで、飲み込む力をアップさせる主な「ゴックントレーニング」を紹介しよう。
 まずは喉の筋トレだ。
 メーンとなるのは、「嚥下おでこ体操」と、「あご持ち上げ体操」だ。

●嚥下おでこ体操…おでこに手根部を当て、おでこと手で押し合いっこをするストレッチ。頭は下方向へ強く力を込め、手根部はおでこを押し戻す。その状態を5秒間キープ。これを5〜10回繰り返す。これにより、喉仏の筋肉が鍛えられていく。

●あご持ち上げ体操…あご先に両手の親指を当てて、あごを持ち上げ、頭の方は下方向へ力を込めていく。これも5秒間キープを5〜10回行う。

 この二つを基本に、以下のトレーニングを加えれば、さらに効果が期待できる。

●喉E体操…奥歯に力を入れ、アルファベットのE(イー)を発声しながら口を横に伸ばす。これも5秒間を5〜10回行う。

●カラ嚥下…つまり、つばを飲み込む動作。ゴックントレーニングを行ったことによって「飲みこむ力が鍛えられた」という意識を持ちつつ、2〜3回、ゆっくり飲みこむようにする。

 これらを行った後は、深呼吸をする。口から長くゆっくり息を吐いていき、吐き切ったら鼻から息を吸う。これも2〜3回繰り返す。

 さらに首のストレッチだ。ゆっくりと真横に首を倒し、これ以上倒れないというところで1秒静止。これも2〜3回繰り返す。首まわりの筋肉が固まっていると、喉仏を持ち上げる筋肉も動きが悪くなる。左回り、右回りともに2〜3回繰り返しストレッチをする。
 次に、舌の体操だ。口を開いて思い切り舌を突き出し、「上」「下」「左」「右」の順に舌を動かしていく。これも2〜3回繰り返す。

 続いて、呼吸機能を改善させるトレーニング。
 体の後ろで手を組み、胸を張りながらゆっくり両手を上げていく。顔を上げ、背中の肩甲骨をくっつけるような要領で、できるだけ体を反らせる。

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