中居正広、放送開始前から不安だらけの新番組に”司会限界説”も急浮上
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なかい君の学スイッチ
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中居正広

元SMAPの中居正広(45)が司会をつとめる新番組『なかい君の学スイッチ』(TBS系)の放送開始日が、変更されることが発表された。当初は10月9日からのスタートとしていたが、同日直前のニュース番組『NEWS23』(同)が党首討論を行うため、放送時間を拡大。そのため開始日を1週間ずらし、16日から開始というかたちとなったようだ。
この番組は2015年から放送されていた、中居司会の音楽番組『Momm!!』(同)の後番組にあたる。しかし今回は音楽ではなく、学びをテーマとした番組となっている。番組は、“大人になってから反省・失敗したときの後悔を払拭してくれる学校”という設定の元、授業形式で様々なことを学んでいくというものだ。
これまで『Momm!!』を始め、TBSの深夜枠において『UTAGE!』『Sound Room』といった音楽番組を担当してきた中居だが、大きくコンセプトが異なる番組にファンたちはざわつきを見せているようだ。
「番組の内容が、現在中居が他局で持っているレギュラー番組『中居正広のミになる図書館』(テレビ朝日系)と酷似しているともっぱらです。ファンの間でも、今回の新番組が『図書館』と同じ末路をたどるのではないかと不安の声が多いとか」(芸能記者)
ネット上でも「図書館と同じじゃん!」「まずは図書館を閉館させたら?」といった声があがる状況となっている。まだ番組が放送開始前だというのに、早くも前途多難なスタートとなりそうだ。
■中居に“司会限界説”も浮上?
新番組と酷似しているという『ミになる図書館』は、深夜帯放送を経て今年4月からゴールデンタイムに昇格し、内容も生放送のクイズ番組に変わっている。しかし視聴率は芳しくなく、レギュラー番組であるにも関わらず、最近では放送回数の少なさも話題になっているという。
「『ミになる図書館』は、クイズ番組になってから内容のグダグダぶりが指摘されています。というのも番組スタート時から、大幅に時間が押してしまい予定通りに番組が進行できないといった問題などがあり、視聴者もシラけてしまっているようなのです。また『中居君とクイズ番組という接点がわからない』という声もあり、番組のコンセプトそのものも問われているようです。そのため、局側もジャニーズも頭を抱えているとか」(前出・芸能記者)
こうしたことを受け、これまでMCとして多くの番組を盛り上げてきた中居だが、限界説も唱え始められているという。
「“高いギャラを払ってまで中居を使う必要があるのか”という声や、“同じジャニーズでも、もっと低コストで抑えられる後輩タレントを使ってもいいのでは”という関係者も一部でいるようです。若手から中堅どころでも、うまくMC術を身につけているタレントはいますし、クイズ番組となればインテリ系のタレントを起用しても番組上問題ないですからね」(同・記者)
ジャニーズの名司会者として長い間活躍する中居だが、“お役御免”となることは避けたいところだ。
- 文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)
- ※1978年神奈川県出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する