1日15分。イライラを劇的に解消する「歩行禅」とは (2/3ページ)
・約1.5キロメートル先の岬まで、行きも帰りも同じ道を使ってウォーキングで往復する
・行きは、人生のなかで懺悔しなければならないことを思いつくだけ思い出し、心のなかで「ごめんなさい」と唱えながら歩く
・帰りは、人生のなかで感謝すべきことをできるだけたくさん思い浮かべ、心のなかで「ありがとう」と唱えながら歩く
・歩いているときは、絶対に人としゃべらない
・ウォーキングから戻ってきたら、25分ほど坐禅を組み、自分と向き合う
そして塩沼さんは、ネイチャー・ウォークの参加者から、「歩きながらだと、素直に反省することができるとわかった」「相手を責めなくなった。誰かのせいにしていた自分が恥ずかしくなった」といったポジティブな声を数多く寄せられます。
この経験を通して、修行僧という限られた人たちだけでなく、広く一般の人にとっても、「歩くこと」が人生にプラスの気づきをもたらすのではないかと思うようになった塩沼さん。
そこで、ネイチャー・ウォークをより手軽なものにし、日常的に実践するためのメソッドとして「歩行禅」が編みだされたのです。
■毎日のルーティンにしさえすれば、1日トータル15分でOKでは、ネイチャー・ウォークと比べて、歩行禅はどんなところが、より手軽なのでしょうか。
大きな違いは、歩く距離や時間を自由に設定してよい点。塩沼さんによると、毎日ルーティン化しさえすれば、行きと帰り、それぞれ5分ほどで充分だといいます。同様に、坐禅を組む時間も5分~10分でOKだそう。
歩いている間は人としゃべらないようにする、姿勢や呼吸を一定に保つためにだらだら歩かずリズミカルにやや速めに歩く、といった最低限のルールはあるものの、日々の習慣として無理なく取り入れられる内容といえます。
ただ、実際に歩行禅をしてみると、さまざまな「これでいいの?」が出てくるのも事実。