【世界の街角】ロンドン中心部にもある!幻想的なハリー・ポッターゆかりの地を訪ねよう (2/3ページ)
・大英博物館
世界に名をとどろかせるあの大英博物館にも、ハリー・ポッターゆかりの品があります。
映画「ハリーポッターと賢者の石」でハリーとロンが操っていたチェス駒のモデルが、大英博物館のルーム40に展示されている、スコットランドのルイス島で発見されたチェス駒。
セイウチの牙やクジラの歯を加工して1150~1200年ごろに作られたもので、800年も前に作られたとは思えないほどの精巧な仕上がりは見事。ハリー・ポッターに登場したことでさらに注目を集めるようになりました。
中世のものとしては珍しく、すべての種類の駒がそろって発見されている貴重な品で、王や王妃、司教、騎士、番兵と歩兵で構成されています。チェスといえば黒と白の駒が思い浮かびますが、昔は黒ではなく赤が主流だったことから、ハリー・ポッターには赤と白の駒が登場しています。
・レドンホール・マーケット
ロンドンの金融街「シティ」にたたずむレトロなアーケードが、レドンホール・マーケット。ハリーとハグリットがダイアゴン横丁に行く前に通った場所です。
近代的な高層ビルが立ち並ぶシティにありながら、その歴史を14世紀にさかのぼるロンドンで最も古いマーケットのひとつ。現在の建物は1881年に設計されたもので、1972年には重要文化財建築物に指定されました。