老眼だけじゃない! 40代であらわれる「目の曲がり角」「目の不調が増えた」と感じる年齢は、平均49歳! 2大悩みは「疲れ目」&「かすみ目」 (3/4ページ)

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丸山記念総合病院眼科、畠山眼科医院、栗原眼科病院、聖路加国際病院 眼科を経て、1996年まなべ眼科クリニックを開業。


■疲れ目・かすみ目の原因は1つではない!

年齢にかかわらず、目の疲れやかすみに悩む人は多くいらっしゃいます。しかし、目の疲れ・かすみとひとくちにいっても、実はさまざまな原因があるのです。

例えば、スマートフォンやパソコンといった「目の酷使」が原因であるケース、コンタクト・エアコン・紫外線などによる「目への負担」が原因であるケースなど。同じ疲れ目・かすみ目といっても、その背景にある要因は1つではないのです。

そして、40代を過ぎた方の中には、年齢を重ねるにつれて、目の疲れ・かすみを感じやすくなるという方がいらっしゃいます。この場合の疲れ目・かすみ目は、加齢による「涙液不足」が1つの要因として考えられるでしょう。


■「年齢」による涙液不足が、目の疲れ・かすみを招く!?

一般的に、目の涙液量は年齢とともに減少すると言われています。加齢によって皮膚の潤いがなくなってくるのと同じで、目も乾きやすくなるのです。実際に、加齢による涙液量の変化を調べた調査(※)によると、50代以上の涙液量は、20代に比べて「約4割」減少することがわかっています。

そして、涙液量が少なくなると、目の疲れやかすみにつながってきます。というのも、目の表面と外気を隔てているのは、ごく薄い涙の膜。涙が減少すると、角膜が乾きやすくなる、傷つきやすくなるといった症状につながります。その結果、目の疲れがひどくなったり、ものが見えにくくなったりするのです。

※出典:平瀬ら:日本眼科学会雑誌, 98: 575-578,1994.


■涙液不足に有効なのは、「ビタミンA」と「コンドロイチン」の成分! 濃度にも注目を

涙液不足の対処法としては、目薬が有効です。市販のものでも問題ありませんが、目薬の効果・効能も商品によってさまざまですので、きちんと「涙液不足の解消につながる成分」が入ったものを選ぶことが重要です。具体的には、「ビタミンA」と「コンドロイチン」の2つをチェックすると良いでしょう。
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