【東名高速・煽り運転死亡事件】危険ドライバーは「そこ」にいる (2/2ページ)
新宿・歌舞伎町の駐車場から車を出す時、エンストしてしまった。すると後ろからベンツが来た。運転手をバックミラーで見ると、暴力団関係者のように見えた。焦ったのだが、窓から合図したら、五分近くベンツは大人しくしていた。暴力団関係者なら、こんな事で警察沙汰になるのは、損になると思ったのかも知れないが、自分にとって感情を優先させるのか、そのあとの事を考えるのか。危険ドライバーにはういった考えが及ばない。
危険ドライバーはそこら中にいる。そう考えて運転をした方がリスクを軽減させてくれる。ドライブレコーダーがあれば良いが、トラブルに巻き込まれたと思ったら携帯かスマホで動画を常につける事をお奨めする。または110番でもよい。
「警察は民事不介入と言われてきたが、最近はあまりにも酷い場合、警察が介入する態勢になっています」(警視庁)
危険ドライバーに遭遇しない為にも無難な運転をする事が必要だが、それでも危険ドライバーは今でも道路を運転している。そのことの危機意識を持つ事が一番の防御方法かも知れない。(編集部)