芸能界「やりすぎ事件」のタブー真相(5)芸能レポーター対談「石川敏男×平野早苗」 (2/4ページ)

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で、ある番組でいざ対面したら「いやいや大丈夫です、大丈夫です」って恐縮しきりで、とてもいい男なんだよ。でも妊振当時、辻は3人組の新ユニットを作って、これから売り出そうっていうタイミングだったから、他のメンバーは困るでしょう、って。あの質問にはそういう意図があったんだよね。

──今年は何かと不倫スキャンダルが花盛りでした。

平野 渡辺謙さんの不倫謝罪会見を覚えてます? 謙さんが「なんで女性ばかりなの?」っておっしゃった。

石川 謙さんが女性レポーターに囲まれていたよね。

平野 あの会見は事務所のほうから女性にしてくれっていう話があったんです。もしも男性レポーターがいると、「浮気くらいいいじゃないか」みたいな空気になったらよくないから、女性の目線でズバッと聞いてくださいという意図があったと思いますね。“なあなあ”で済ませるのではなく、しっかりケジメをつけたかったんじゃないかしら。

石川 みのもんたを料亭の前で直撃したら「男ならわかるでしょ?」って、そのまま逃げちゃった。みのさんと謙さんじゃキャラも違うんだろうけど(笑)。不倫なんて結局は家庭の問題なんだよね。最終的には奥さんが許すかどうかだから。

平野 そう、扇千景さんだって、旦那さんの坂田藤十郎さんが例の事件(※2)を起こした時も平然としていて、「ああ、舞妓さんの○○ちゃんね。いい子なのよね~」って。報道陣が押しかけても「大騒ぎすることじゃないのよ」と余裕の表情。さすがだな~って(笑)。

石川 三遊亭円楽にも「ラブホ不倫」が発覚したけど、週刊誌の取材には「謎かけ」で対応してたよね。

平野 不思議ですよね~。釈明会見なのに「もう会わない」とは絶対に言わないの。「ゴルフしたらダメ? いいでしょ~?」とか未練がましいのに、周囲も「ダメですよ」とはハッキリ言えないんですね。

「芸能界「やりすぎ事件」のタブー真相(5)芸能レポーター対談「石川敏男×平野早苗」」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2017年 10/12号平野早苗石川敏男羽賀研二斉藤由貴エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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