安室奈美恵、NHK紅白歌合戦に出演の現実度…SMAPの悪夢が再び? (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

 だがこのやり取り、デジャヴのように感じられるのは気のせいではない。昨年も、グループ解散が決定したSMAPのラスト出演をめぐって、ジャニーズ事務所とNHKの一進一退の攻防が繰り広げられた。NHKは「最後の花道をNHKで……!」とラブコールを送り続けたが、あえなく撃沈している。

 安室との交渉も簡単ではない。リオ五輪のテーマソング『Hero』がヒットした昨年は出場条件をめぐって折り合いがつかず、紅白出場が立ち消えになった。今回の交渉も一筋縄ではいかないことが予想される。とはいえ、今年を逃せば安室の出場は二度となくなる。そうなれば、何が予想されるのか。

「年々、一部の事務所やグループを優遇する風潮が露骨で、視聴者がウンザリしている。昨年は番組の内容自体がヒドかった。司会の相葉雅紀(34)はポンコツぶりを見せ、タモリ(72)とマツコ・デラックス(44)の扱いは中途半端。ゴジラ演出も的外れ。総じてズタボロだった。原因の一つは、最後の最後まで粘ったSMAPの招集。結局、出演が頓挫してNHKサイドの計画が崩れ、番組全体の演出に影響したようだ。安室の招集に失敗すれば、昨年のように視聴者の大ブーイングを生む可能性があるだろう」(報道関係者)

 SMAPの悪夢再びか。

文・阿蘭澄史(あらん・すみし)
※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
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