日テレvs.フジテレビ…情報番組リニューアルに隠された複雑な思惑とは? (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■人気女子アナ頼みによるフジテレビの限界

「お昼は現在『バイキング』(フジテレビ系)が好調です。MCの坂上忍(50)の発言がネットニュースで拾われるので、反響がいいのです。逆に裏番組の『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)は、水卜が抜けたことによる穴がさらに大きくなるのではと懸念されています。水卜の後任には入社2年目の滝菜月アナウンサー(24)と梅澤廉アナウンサー(24)が起用されました。二人が番組に馴染むまでは、現在の『とくダネ!』のような様子見の期間が必要かもしれません」(前出・芸能記者)

 そんなフジテレビではあるが、情報番組のキャスティングに注目が集まっている。『めざましテレビ』の週末版の『めざましどようび』(共にフジテレビ系)だ。

「10月7日から、3月に同番組を〝卒業〟した岡副麻希(25)アナを復帰させました。岡副アナは女子アナを束ねる芸能事務所・セントフォースの所属です。フジテレビとしては、自局のアナウンサーをプッシュしたい思惑もあり卒業させたのですが、放送を進めていく上で岡副人気の大きさに気付かされたようです。昼枠の番組は好調といえど、女子アナ人気に頼らざるをえない、フジテレビの苦しい実情が浮き彫りになったようにも思います」(同・記者)

 視聴率や女子アナ人気のバランスを考える上では、自局だけではまかなえない状況なのかもしれない。

文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)
※1978年神奈川県出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する
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