憂鬱な心と体にさようなら。フランス女性に学ぶちょっと意外なPMS対策 (2/2ページ)

ANGIE




フランス人が考えるPMS対策=日常生活を楽しむこと

生理前には「アルコールやカフェイン、砂糖や塩分を控えめにする」「運動不足解消のために、ウォーキングをする」「カルシウムやマグネシウムの摂取を心がける」「ストレスを溜めないようにする」などは、フランスの雑誌でも、日本のメディアと同じようにPMS対策として紹介されています。

「もちろんこれらを心がけるのはとても良いこと」と前置きをした上で、「でもこういうことは、生理前だけじゃなくて、日頃から気をつけるべきことよね」と看護師の友人。

確かに彼女たちのライフスタイルを見ていると、よく食べてよく笑い、定期的にバカンスを取り、人生楽しそうです。


PMSの特効薬は、セルフメディケーション?

セルフメディケーションと横文字を使ってみましたが、要は「自分で治療する」こと。つまり、PMSの症状を感じたときには薬を飲むことです。

ありがちな「ライフスタイルを改めよ」ではなく、「薬を飲め」という、薬が大好きなフランス人らしい意見になりました。

補足説明を入れると、フランスはヨーロッパでもトップクラスの薬消費大国で、体の不調を感じるとすぐに薬に頼る傾向があります。なんだかちょっと意外? でも、本当にそうなんです。

看護師の友人たちがおすすめするPMSの薬は、鎮痛剤の「イブプロフェン」。PMSをやわらげると言われている避妊薬のピルは、現在のフランスでは「おすすめできない」という考え方が一般的で、医師も看護師も同様の意見が多いです。

こちらも、ビックリかもしれませんね! 

※PMSの症状が重い人はセルフメディケーションに頼らず、婦人科へ足を運ぶなど、医師の元できちんと治療を受けるようにしてください。



参考:Suivez Santé magazine sur、passeportsante.net、Pharmafile
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