プロ野球2017覆面「ミサイル座談会」(2)セ王者の広島にもチーム崩壊の危機があった (2/2ページ)

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ただ1カ月ぶりに1軍合流を果たし、9月30日の同じ東京ドーム・巨人戦で5回1失点と好投したあとには「よく戻ってきたな。一度地獄を見たヤツは強い。そのことを忘れるなよ」と言って肩をポンと叩き、労をねぎらったといいます。その言葉を聞いた岩貞は目に涙をためていた。硬軟使い分ける金本流操縦術で選手たちも意気に感じている。

D 巨人との3位争いに勝ち、下克上日本一を狙うDeNAはラミレス監督(43)の来季続投が正式に決まった。ただ正式に発表されたのは、10月1日の本拠地・広島戦で勝利した試合後です。その日までは、ある大物監督の誕生もまことしやかにささやかれていた。

B 前巨人監督の原辰徳氏(59)ですよね。実は原氏の右腕として野球界では有名なメディア関係者のX氏が高田繁GM(72)に水面下で接触し、来季監督就任を売り込んでいたといいます。原氏は現在も巨人の特別顧問という職にありますが、これは自分から契約を破棄することも可能なポジションだから足かせにはならない。当初はDeNAのCS進出が危うくなりかけたこともあって、ラミレス監督の解任と原新監督誕生が現実味を帯びてきていたんですが、それも3位確保で消滅した。一方で、巨人時代に原監督と確執のあった主砲・ロペス(33)が原氏の招聘に強い難色を示していたことも大きかったようですね。

<座談会メンバー>

A:(スポーツ紙デスク)/B:(球界OB)/C:(プロ野球中継スタッフ)/D:(ベテラン記者)/E:(NPB関係者)

「プロ野球2017覆面「ミサイル座談会」(2)セ王者の広島にもチーム崩壊の危機があった」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2017年 10/19号緒方孝市新井貴浩広島カープ金本知憲スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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