プロ野球2017覆面「ミサイル座談会」(2)セ王者の広島にもチーム崩壊の危機があった (1/2ページ)

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プロ野球2017覆面「ミサイル座談会」(2)セ王者の広島にもチーム崩壊の危機があった

C 先行き不安な巨人とは対照的に、セ王者の広島には明るい材料が豊富ですよね。

D でも一時はチーム崩壊の危機だったらしい。5月6日に9点差の大逆転負けを喫した甲子園での阪神戦。あの試合後、投手陣と野手陣の間に一触即発の空気が漂ってミゾが深まった。ここで立ち上がったのが新井貴浩(40)で、数日後に野手陣と投手陣を引き連れ、和解の飲み会を企画したそうです。あえて新井はイジられ役も買って出て場を盛り上げ、最後は参加メンバー全員がハグし合いながらノーサイド。新井が窮地を救ったといいます。

B 補足すると、その5月6日の試合後、すぐに新井のもとに海の向こうから連絡が入ったそうなんです。携帯から聞こえてきたのは、昨年まで在籍していた黒田博樹氏(42)の声。危機を察した黒田氏から「俺が間に入ろうか?」と言われたんですが、新井は「いや、ここで黒田さんに頼ってしまったら、自分たちは昨年と同じで何も変われない。ご厚意はありがたいですが、僕らだけで解決します」とやんわり断った。なんか思わずウルッと来るような男気トークですよね。

A 2位に滑り込んだ、阪神の金本知憲監督(49)だってアツいぞ。今季は金本チルドレンと呼ばれた高山俊(24)や原口文仁(25)がケガや不振で大半が2軍暮らしだったけど、ドラ1ルーキーの大山悠輔(22)がキラリと光る才能を随所で見せつけた。舞台裏で金本監督は大山に「俺はお前と心中するつもりや。だから思い切ってガンガン勝負してこい!」とハッパをかけまくっていたらしい。

C 8月8日の東京ドーム・巨人戦で4回6失点でKOされ、試合途中で大阪へ強制送還された岩貞祐太(26)とは、抹消後しばらく口もきかなかったそうです。

「プロ野球2017覆面「ミサイル座談会」(2)セ王者の広島にもチーム崩壊の危機があった」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2017年 10/19号緒方孝市新井貴浩広島カープ金本知憲スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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